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TOKYO SAKURAMASU | 「川」での活動報告

Hydro Flaskと自然で遊ぶ、ソーシャルグッドな冒険へ出かけよう

2023年11月5日(日)に行われた、
Hydro Flask × REBIRTH RPOJECT
TOKYO SAKURAMASU | OKUTAMA RIVER by PARKS FOR ALL
の活動報告です。

TOKYO SAKURAMASU のプロジェクトの詳細はこちらのページからご覧ください。


 「TOKYO SAKURAMASU」は自然との共生の象徴として東京でサクラマスを復活させ、奥多摩町を中心に地域経済の活性化の起爆剤となることを目指しています。前回の「森」での活動に続き、『Hydro Flask』のサポートのもと、人々が自然と共により健康的で幸せな生活を送ることを促進している取り組み「PARKS FOR ALL」の一環として、「TOKYO SAKURAMASU」の活動を行いましたのでその様子をレポートします。

 前回の活動拠点である「森」によって豊かに育まれた水は「川」へ流れていきます。サクラマスが戻ってこられる「川」を目指して、地域の漁業協同組合の方々のガイドのもと普段は足を踏み入れない源流での水源探索を通じて、どのようにして「川」が守られているのか体験をしました。

 「TOKYO SAKURAMASU」そして「小河内漁業協同組合」「東京渓流倶楽部」によるオリエンテーションを行い、『Hydro Flask × TOKYO SAKURAMASU』の限定ボトルに奥多摩の天然水をボトリングし準備は万端。

 この日は奥多摩湖へ流れる4つの「川」で活動を行いました。そのうちの1つの「川」での活動に同行し「小河内漁業協同組合」と「東京渓流倶楽部」の方々のご指導のもと、発眼卵(はつがんたまご)の放流について学び、体験をしました。(肉眼で卵の膜から魚の目が見える卵のことを発眼卵と言います。)

 埋没籠に発眼卵を入れたあとは、設置するスポットを探しにいきます。ちなみに設置場所は10月〜2月までの間は禁漁区域になります。

 設置スポットを決めたら埋没籠が浮いてこないように石で固定し、その上からネットを覆い被せます。ゆっくりと沈め、埋没籠ごと流されないように、そして天敵から気づかれないように大きな石でカモフラージュをします。

 年内には埋没籠の中で孵化をし、籠の中で育ちます。春になると覆い被せたネットの網目から稚魚たちは旅立ちます。3月頃には空になったこの埋没籠をまた回収します。

卵から見える眼や、細胞が動いている様子を肉眼で確認できることで生命の尊さを改めて感じ、参加者の皆さまからは「感動した」「心に残る貴重な体験」という言葉がありました。

 険しい渓流での活動の後は地元の食材を使ったお弁当を堪能し、「川」の音を聞きながら奥多摩の天然水で淹れたコーヒーとルイボスティーでほっと一息。

 午後はチームに分かれて、釣り場の周りの道路や川辺に降りてリバークリーンを行いました。タバコの吸い殻やペットボトルから大人4人でやっと運ぶことができるほどの大きなゴミもありました。

 「TOKYO SAKURAMASU」では今回のように発眼卵の放流やリバークリーンを通して多様な生物が生きられるように「川」を整備し、豊かな自然のサイクルを取り戻していくために一つ一つの活動を継続して行なっていきます。

 今回の「川」での活動も、休日の朝早くから奥多摩町までお越しいただきました皆さま、誠にありがとうございました。次回はいよいよ「稚魚の放流」です。「PARKS FOR ALL」のロゴが入った『Hydro Flask』のボトル1本につき、10匹のサクラマスの稚魚(ヤマメ)の放流に繋がります。法人の方々はボトルの制作を、個人の方々はぜひ2月の放流の活動にご参加をいただけますと幸いです。ぜひプロジェクトへのご参加をよろしくお願いいたします。

TOKYO SAKURAMASU 
東京都の水源の約20%を占める多摩川水系。私たちがその恩恵を受ける一方で、自然環境の変化によりヤマメは降海できず個体が減少しています。自然との共生を目指すためには地域社会と様々な課題解決への継続的なアクションが必要になります。その象徴として東京でサクラマスを復活させ、自然との共生を図り、地域経済の活性化の起爆剤となることを目指すプロジェクトです。

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