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TOKYO SAKURAMASU | 3年目となる、約1万匹「稚魚放流」の活動報告

Hydro Flaskと自然で遊ぶ、ソーシャルグッドな冒険へ出かけよう

2025年3月23日(日)に行われた、
Hydro Flask × REBIRTH RPOJECT
TOKYO SAKURAMASU | 稚魚放流
の活動レポートです。

 「TOKYO SAKURAMASU」は自然との共生の象徴として東京でサクラマスを復活させ、奥多摩町を中心に地域経済の活性化の起爆剤となることを目指しています。24年度は「河口クリーン」そして「産卵床づくり」での活動を経て、今年も一年の集大成である「稚魚放流」を行いました。「TOKYO SAKURAMASU」の詳細はこちらプロジェクトページからご覧ください。

 非常に良い天気に恵まれ、総勢約80名の方々にお集まりいただきました。今年は特にお子さん連れの方々多く見受けられました!

受付で『Hydro Flask』のステンレスボトルを受け取り、『water*net』のウォーターサーバーでボトリング。オリエンテーションでは「TOKYO SAKURAMASU」のプロジェクトの概要と、『Hydro Flask』のステンレスボトル1本が10匹の稚魚放流につながるプログラムをお話し、実際に活動がスタート。

 持参いただいたマイバケツに小河内漁協の方々が稚魚を入れてくださいます。中には「卵のう」と呼ばれる栄養が蓄えられた袋がまだついた稚魚もいて、みなさん興味津々で観察をしていました。 

 長い階段を降りて、放流地点の川沿いまで歩き、稚魚たちがびっくりしないようにマイバケツから優しく放流しました。今年度の活動や、昨年の稚魚放流にご参加いただいた方もいらしていただき、また今回が初めてのご参加の方々も多くいらっしゃり、「TOKYO SAKURAMASU」の輪が広がっていることを実感しました。

 稚魚放流の後は、こだわりのランチを召し上がっていただきました。まずは『らーめんいつ樹』さんの昨年も大人気だった「やまぼこラーメン」です。養殖されたヤマメは東京都の水産試験場で卵を取るために採卵後は、毎年2.5トンも焼却処分されていました。そこで、『地域おこし協力隊』の方々が身をすり身にして「やまぼこ」を開発し、『らーめんいつ樹』ではあらから出汁をとり「やまぼこラーメン」を開発しました。身はもちろんのこと、頭や骨も全て残すことなく使い切っており、限定メニューのため特別で貴重な一杯を伊藤社長自ら振る舞っていただきました。(※『らーめんいつ樹』さんの店舗では販売しておりませんのでご注意ください。)

 また生態系への影響を及ぼしている本栖湖の外来種のレイクトラウトの説明と実際に目の前で見ていただいた後は、小河内漁協によるパエリアが振舞われました。塩釜でじっくり火を通したレイクトラウトを炊いたパエリアと合わせて召し上がっていただいました。

 3年目となる24年度の「稚魚放流」の活動を皆さまのご支援とご協力で無事に行うことができました。また今年度は東京都初のキャッチ&リリース区間も設定され、サクラマスが帰ってくる環境づくりの一つがまた実現できました。

 来年度以降も引き続き活動を行っていきますので、ご参加・ご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

 奥多摩駅の2階にあるカフェ『Port Okutama』の階段にはTOKYO SAKURAMASUと、ご支援いただいている企業様とのポスターを掲示しております。ぜひ奥多摩にお越しになられた際はご覧ください。

主  催:TOKYO SAKURAMASU
共  催:小河内漁業協同組合、REBIRTH PROJECT
特別協賛:Hydro Flask
協  賛:water*netTRYFITKATHARINE HAMNETT LONDONDAIWA
協  力:東京・森と市庭VERTEREらーめんいつ樹Port Okutamayoccatta TOKYO

TOKYO SAKURAMASU 
東京都の水源の約20%を占める多摩川水系。私たちがその恩恵を受ける一方で、自然環境の変化によりヤマメは降海できず個体が減少しています。自然との共生を目指すためには地域社会と様々な課題解決への継続的なアクションが必要になります。その象徴として東京でサクラマスを復活させ、自然との共生を図り、地域経済の活性化の起爆剤となることを目指すプロジェクトです。

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