Story
- Background
- ものづくりの現場では、日常的に未使用の材料、レザーや金具等の廃材が出てしまう。ファッションの型が変われば材料の型が合わず、別のアイテムへの転換も難しい。日本の衣料廃棄物だけでも年間約 140 万tに及ぶ中で、リサイクルのアプローチのアップデートを啓発するプロジェクトが「torus knot」だ。
- Concept
- リサイクルの概念そのものをアップデートする。
時代が移り変わり、複雑化した社会構造は平面表現では表現し切れない。三次元で体感することで、リサイクルという概念の別の表情を見出すことができるのではないか。そのような仮説のもと、全世界でリサイクルやアップサイクルについて改めて考えるきっかけとなることを目指し、アパレルブランド「COACH」と共に新しいリサイクルマークの開発に取り組んだ。
- 解決すべき本質的な課題
- 製造の過程で出てしまう廃材を有効に活用する手立てがない。
- テーマとなる社会課題
- 捨てる材料を減らすことで自然環境への負荷を軽減。
- パートナー
- コーチジャパン株式会社