Story
- Background
- 環境の変化から年々頭数が増え、日本では年間約67万頭近く駆除されている中、彼らの失われた命を無駄にしない方法はまだ確立されていない。駆除されるタイミングや大きさや形状が一定ではなく、大きな規模の流通に乗せることが難しい。
ジビエ等の食用活用を含めても全体の8%程度しか活かせていない現状で、様々なプレーヤーがアクセスできるきっかけを作り、彼らの命を無駄にしない方法を模索し続けるプロジェクトが「INOCHIKA」だ。
- Concept
- 「形状が整っていない、傷が残っている」商品は通常、販売することが難しい。しかし、傷も彼らが生きた証として、唯一無二の異なる表情として捉えることもできる。彼らが生きた場所、食べてきたもの、歩いてきた道によって、実は一つ一つ異なる色や素材感を持っているのである。
その違いを味として、付加価値として捉えられるプロジェクトをデザイン設計した。
- 解決すべき本質的な課題
- 供給量が安定しないため、一般的な流通に載せるのが困難
- テーマとなる社会課題
- 自然環境と共生できる土台をつくる
- パートナー
- 株式会社レオン・インターナショナル
株式会社クイージ