Story
- Background
- 現在、世界中で3億トン以上生産されているプラスチックは、その便利さ故に手軽に使える分、手軽に捨てられてしまう側面があり、海洋ゴミの原因にもなっている。
プラスチックの代替品開発やアップサイクルの手段は未だ確立されていない中、JT、文化服装学院とのコラボレーションで、生分解性プラスチックを有効的に活用し、プラスチック製品のライフサイクル全体を見直すきっかけを提供する取り組みを行なった。
- Concept
- 土に還る素材を使って公共のスペースを作る。
喫煙所を兼ねた休憩スペースを文化服装学院構内に作る企画で、生分解性プラスチックを試験的に使用してベンチを製作。社会課題をそのままストレートに論じるのではなく、日常生活の中にタッチポイントを作ることで、自然に社会課題に触れている状況を作り出せるプロダクトをデザインした。
- 解決すべき本質的な課題
- 便利さ故にプラスチックの代替となる手段が確立されていない。
- テーマとなる社会課題
- 廃棄後を想定した商品開発による環境汚染を抑制
- パートナー
- 日本たばこ産業株式会社
文化服装学院