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TOKYO SAKURAMASU |「産卵床づくり」の活動報告

Hydro Flaskと自然で遊ぶ、ソーシャルグッドな冒険へ出かけよう

2024年11月2日(土)に行われた、
Hydro Flask × REBIRTH RPOJECT
TOKYO SAKURAMASU | 産卵床づくり
の活動報告です。 

TOKYO SAKURAMASU のプロジェクトの詳細はこちらのページからご覧ください。 

 TOKYO SAKURAMASUは自然との共生の象徴として東京でサクラマスを復活させ、奥多摩町を中心に地域経済の活性化の起爆剤となることを目指しています。昨年度に続き、『Hydro Flask』と、そしてHydro Flaskとのカスタムボトルを通して支援いただいている協賛企業様のもと、TOKYO SAKURAMASUの「産卵床づくり」の活動を行いましたので、ぜひご覧ください。

 8月に流木などゴミが溜まりやすい川と湖の河口付近の「"水中"クリーン活動」を行い、ヤマメとサクラマスが往来しやすい環境づくりを行いました。今回は漁業協同組合のガイドのもと、普段は足を踏み入れない上流の水源探索を通じて、「産卵床づくり」を行いました。漁業協同組合のご協力がないと、一般的にはできない貴重な体験となっており、参加者の皆さまと楽しく学びながら活動を行いました。
 前日の夜から小雨が降っていましたが活動時には雨が止み、無事にスタートすることができました。受付の時から「楽しみにしていました!」というお声をいただいたり、新潟からお越しいただいた方がいらっしゃったりなど、とても嬉しかったです。そして今回もご協賛いただいているwater*netさんのウォーターサーバーでボトリングをし、準備完了!

 川に向かう前に、発眼卵をどのように放流するのか、実際に使う道具も見ていただきながらオリエンテーションを行いました。ここで学んだことをベースに、産卵床づくりを行っていきます。
 腕までカバーする手袋を装備して消毒を行ったら、集合場所からさらに上流へ向かい、ロープに捕まりながら急斜面をゆっくり進んでいきます。その先が発眼卵の放流地点であり、今回産卵床づくりをする場所となります。

上流のためゴミは多くありませんでしたが、空き缶が落ちており参加者の方に拾っていただきました。また、主に台風の影響で木々が倒れていたり、石で水位が低くなっている場所を中心に整備をしていきました。
 オリエンテーションで学んだことに加え、川では漁協の方に産卵床づくりに適したスポットを教えていただきました。そして、各グループ毎に最適な産卵床スポットを探していきます。探した場所を漁協の方にOKがもらえたら、ゴミを取り除いたり、水位を深くするための環境づくりを行い、産卵床をつくっていきました。
 最後に、発眼卵を放流する地点に立てる木の看板づくりを準備します。自然のものでつくるために、奥多摩の間伐材をベースに、川で枝や葉っぱを皆さんに集めてもらい、一緒につくり上げました。
 今回つくっていただいた産卵床のポイントに、漁業協同組合とTOKYO SAKURAMASU運営メンバーで責任を持って発眼卵の放流を行い、この木の看板を設置します。
 今回も天気が優れない中、休日の朝早くに奥多摩町までお越しいただき、ご参加いただいた皆さまには感謝をしております。誠にありがとうございました。「TOKYO SAKURAMASU」ではこのような活動を通してヤマメやサクラマスをはじめとした、生物にとってより良い環境づくりを行い、豊かな自然のサイクルを取り戻していくために一つ一つの活動を継続して行なっていきます。


 次回はいよいよ「稚魚の放流」を行います。今回セットする発眼卵のカゴの回収も行う予定です。運が良いと卵から孵化した稚魚が目視できるそうなので、ぜひこちらのご参加もお待ちしております。法人の方々はカスタムボトルの制作をぜひご検討いただけますと幸いです。プロジェクトへのご参加をよろしくお願いいたします。


■ 関連企業/団体
主  催:TOKYO SAKURAMASU
共  催:小河内漁業協同組合、REBIRTH PROJECT
特別協賛:Hydro Flask
協  賛:water*net
協  力:KATHARINE HAMNETT LONDON

TOKYO SAKURAMASU
東京都の水源の約20%を占める多摩川水系。私たちがその恩恵を受ける一方で、自然環境の変化によりヤマメは降海できず個体が減少しています。自然との共生を目指すためには地域社会と様々な課題解決への継続的なアクションが必要になります。その象徴として東京でサクラマスを復活させ、自然との共生を図り、地域経済の活性化の起爆剤となることを目指すプロジェクトです。


■ お問い合わせ
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