お米の供給不安や価格高騰により、“令和の米騒動”とも呼ばれる昨今。
食卓にお米が並ぶことが“当たり前”ではなくなるかもしれない時代に、日本の食文化を支えてきたお米を、私たちはどう受け止め、どう未来へ繋いでいくべきでしょうか。
16年目を迎える無農薬栽培でお米づくりを行い、お米農家の価値を高めるプロジェクト「RICE475」では、そんな問いを一枚のグラフィックに込めました。
モチーフに選んだのは、江戸時代の浮世絵師・歌川国芳による教育絵本『幼童諸芸教草(ようどうしょげいおしえぐさ)』の一枚。母が子にご飯を食べさせる姿には、所作や食器の扱い方、そして食べ物への感謝を伝える想いが描かれています。
この古典的な情景を現代に重ね合わせ、“食を守り、未来へつなぐ”という意志を「コメ。ゼッタイ。」という言葉に託しました。ユーモラスでありながら、浮世絵を引用することで芯を持ち、お米が“文化”であり、そして“未来へ受け継ぐ力”であることを静かに語り直します。
フロントの左胸のプリントには「REBIRTH PROJECT」の浴衣を身に纏ったお米農家が、象徴的な年である「2025年度産のRICE475」の米俵を担いでいます。遊び心のあるイラストにもぜひご注目ください。
日々の暮らしの中で、見過ごされがちな価値を見つめ直すきっかけになれば幸いです。
商品詳細ページはREBIRTH PROJECT Online Shopからご覧ください。